〜雪中キャンプのススメ〜 雪中キャンプデビューの巻
こんにちは。NOASOBIぺんぎんと申します。
今回は、「雪中キャンプってどんな感じ?過酷じゃないの?自分にはまだ早い!」そんな思いをお持ちの方々向けの記事です。年末の冬キャンプが思いがけず雪中キャンプデビューとなった私の経験を元に、雪中キャンプ初心者の視点から、良かった点・悪かった点・あったほうが良かった物などをご紹介できればと思います。
まずは結論から、、、、
色々思うところはありましたが、総合的に評価すると
雪中キャンプは最高です
以下、良かった点と悪かった点の両方についてご紹介する中で、皆さんの雪中キャンプデビューの一助になれば幸いです。
はじめに (今回のキャンプについて)
今回のキャンプ地は滋賀県高島市にある「白浜荘オートキャンプ場」です。昨年の12/29〜31の2泊3日で利用させていただきました。
計画当初は通常の冬キャンプをする予定でしたが、年末の大雪により思いがけず雪中キャンプになりました。道中の湖西道路から見える山には雪が積もり、キャンプ場に近づくにつれ道路脇には雪が降り積り、買い出しをする高島市街はそこら中雪だらけ、スーパーの駐車場も雪で一部使えないレベルで雪が積もってました。
街中がこんな感じなので、当然キャンプ場は雪まみれで、到着した頃にはすでに除雪車がキャンプ場内の除雪を始めていました。(↓利用した湖畔サイトの様子)
雪中キャンプの良かった点
- 「幻想的な風景を楽しめる」
冬キャンプの魅力は、綺麗な星空や寒い中で食べる熱々の食事が挙げられると思います。そこに「雪」が加わることで、より冬の空気や自然の美しさを感じることができました。
雲の切れ間から陽射しが差し込み、キラキラと雪に反射する様や、分厚い雲が立ち込め深々と雪が降り積もる様などは、自然の美しさや力強さを感じました。
- 「自然の厳しさを感じられる」
美しさと同時に、厳しさも感じました。私がキャンプをした2日目の夜は、風速8mを超える吹雪でした。使用したテントはノルディスクのアスガルドという比較的風には強いテントでしたが、テントの下から風が吹き込み、揺れと音で若干恐怖すら感じました。(テントが吹き飛ばされている方もいらっしゃいました。。。)
そんな中で、(↑テントの下の隙間を雪で埋めれば、風が吹き込まず安定するんじゃないか?)という発想に辿り着き、吹雪が吹き荒れる中、雪をかき集めテントの外周を雪で埋めてみました。すると先程までの揺れや音がほぼ無くなり、安心して眠りにつくことができました。この雪中ならではの作業がサバイバル感マシマシで、とても楽しかったです。厳しい自然の中で行うキャンプならではの貴重な体験でした。
- 「雪遊びが楽しめる」
これは普段雪の降らないところに住んでいる人限定特典かもしれませんが、キャンプ場で雪遊びができるのは大きな魅力の一つといえます。人間という生き物は、珍しいものを見るとテンションが上がるものです。そこに大人も子供も関係ありません。雪合戦に興じるもよし、雪だるまを作るもよし、雪にダイブするもよし。お隣の小さな子連れファミリーも終始楽しそうに雪遊びしていました。
雪中キャンプの悪かった点
- 「地ならしが必要」
これは裏を返せば雪中キャンプの醍醐味でもありますが、個人的には中々骨の折れる作業でした。雪が積もっている場合、テントを設置する予定の場所を雪かきするか踏み固めて平らにする必要があります。この作業を楽しめるかどうかは個人差がありそうです。
- 「テントが乾かせない
テントに雪が付着し、撤収時にテントを乾かして収納することができません。特にポリコットン・TC素材のテントを使う場合、収納袋に収納することは困難と思われます。私の場合も収納袋に入らなかったので、適当に丸めて車に突っ込んで帰りました。
あったほうが良かったもの
- シャベル
盲点だったのが、雪かき用のシャベルでした。冬キャンプは初めてではなかったので、暖房器具など装備は一通り揃っていました。ですが、到着して最初に必要だった「地ならし」でシャベルがなく、雪をどかすのに非常に苦労しました。(最終的にキャンプ場のシャベルをお借りすることができたので、途中からはだいぶ楽でした。有ると無いとでは大違いです。)
〜まとめ〜 雪中キャンプを楽しもう
ここまでいかがでしたでしょうか。悪かった点もご紹介させていただきましたが、それを補って余りあるほどの魅力が雪中キャンプにはあります。
装備の面など、基本的には通常の冬キャンプと変わりませんので、皆さんも雪中キャンプに挑戦してみてはいかがでしょうか。それではまた。