【COOK`N`ESCAPE チタン薪ストーブ】軽量コンパクトな冬キャンプの頼もしい相棒をレビュー
「薪ストーブ」それは冬にキャンプや野営をする者にとって、憧れのギアであると同時に、価格面の観点から一歩踏み込むことを躊躇するアイテムでもあります。
ステンレス製でガラス面が少ない物であれば、最近は安価な(と言っても2万円弱はする)ものも増えてきましたが、、、バックパック野営スタイルの筆者にとっては、重量的に論外、、、!
そんなこんなで、かく言う私もAmazonを徘徊しては指を咥えてただ高額な薪ストーブを眺めるだけの虚しいキャンパーライフ(約3年)を送っていたわけですが、遂に「その時」が来たようです。そうです。Amazonプライム感謝祭です。
例年のごとく、最初は指を咥えてページを行ったり来たり。どうせ買えもしないのに検索欄に「チタン薪ストーブ」と打ち込んで、エンターキーを押し込む音が虚しく響き渡る。と思いきや、一筋の光が差し込んでいることに気がつきました。
5万円弱するチタン薪ストーブたちがひしめき合うページの中に、煌々と輝く3万円台のチタン薪ストーブ!。しかもメーカーは他にもチタン製品を数点持っていて、品質は間違いない「cook`n
`escape」。通常は4万7千円で販売されているところ、なんと今なら3万3千円。
熱いディスカウントに後ろ髪を引かれる思いだった筆者は、数日迷った挙句、嫁に家財としての購入を決裁してもらうべく、プレゼンへと向かうのであった。。。
総評は、、、
総評:★★★★★ 5/5点
重量・携帯性・品質、全て満足です。チタン製の薪ストーブが欲しいと思っている人が購入して、何も後悔することはないと思います。全て想像通りの仕上がりです。
参考価格
記事作成時(2024/1/3時点)で、Amazonにて47,323円(税込)です。筆者は33,126(税込)で購入しました。セール時を狙いましょう。
製品概要
項目 | 仕様 |
---|---|
重量 | 3.1Kg |
寸法(展開時) | 20D x 38.5W x 19H cm |
寸法(収納時) | 38.5×20×7cm |
素材 | チタン |
おすすめポイント👍
①軽い
チタン薪ストーブの最大の強みです。バックパックを背負って、片手で持っていける重量。オートキャンプで使う方も、積み込みや荷下ろしを考えると、軽いに越したことはないですよね。
②コンパクト
言わずもがなですが、折りたたみができるのでコンパクトです。付属の収納袋も材質が独特(紙のような質感で耐久性がある)でイカしてます。
③側面も耐熱ガラス面
これは薪ストーブを買う上で、筆者の中ではマストの要件でした。
薪ストーブは言わば暖房になる焚き火!揺らめく炎をテント内で眺められることが最大の魅力!!側面がガラスでないチタン薪ストーブはより安価(2万円台の物もある)ですが、満足感は半分以上減ってしまう気がしました。
お財布も寂しくなるし、気持ちも寂しくなる。。。見るたびに、「あぁ、、側面から火を見たい。やはりあっちにしておけば、、、」と思いたくなかったのです笑。価格はやや上がってしまいますが、3万円台で側面が耐熱ガラスのチタン製薪ストーブは貴重です。
④COOK`N`ESCAPE
「正直このメーカー、ちょっと怪しいんとちゃいますの」と思われた方。無理もありません。筆者も最初はそうでした(メーカーの方ごめんなさい)。
ざっと調べたところHPらしきものが見当たらないのですが、製品説明からは、若干怪しさの香る翻訳を見てとることができるので、中国系のメーカーだと思います。
人柱になる覚悟でウッドストーブを購入したのですが、これが中々いい物でした(レビュー記事はこちらから)。その後、チタンクッカー(レビュー記事はこちら)とチタンテーブルを使用していますが、どちらも非常に品質が高く、特にチタンテーブルは、天板の半分が網目になっており、独創性と技術力を感じます。
というわけで筆者は経験からこのメーカーの品質に一定の信頼をおいており、高額なチタン薪ストーブを購入することにも躊躇しなかったわけです。
イマイチなポイント👎
①説明書が付属していない
本体は感覚で組み立てれるのですが、煙突と本体の接合部分で組み立てに迷いました。
筆者は電波の届かない山奥で組み立てていたので、一度電波の入る場所まで戻り、動画で手順を確認する羽目になりました。
野外で使うものなので、紙の簡単な説明書ぐらいは入れてくれててもいいんじゃないかと思いました。
終わりに
ここまでいかがでしたでしょうか。特に筆者のような、バックパックでキャンプにいくような人種にとっては、チタン薪ストーブは革命的なアイテム(それまでは氷点下でも暖房なしで過ごしてた)であると思いますし、実際私の冬キャンプにも快適性という観点において革命を巻き起こしてくれています。
価格的にチタン薪ストーブに手が出せなかった方、メーカーがあまり知られていないことから購入に不安があった方にとって、この記事が購入検討時の参考になれば幸いです。