【トリパスプロダクツ焚き火台 GURU GURU FIRE M】レビュー購入編
キャプテンスタッグの六角形の焚き火台からデビューし、ソロキャン用にはTokyo Campのピコグリルもどきを購入した私ですが、以前から欲しいと思いながらもあまりの金額に手が出せなかったTRIPATH PRODCUTSの「GURU GURU FIRE」。そんなある日、アウトドアデイジャパンが鶴見緑地公園で開催されるということで、ふらっと覗きに行ってみると、まさかの出会いを果たしました。
TRIPATH PRODCUTSさんのブースがあるなぁと思いながらチラ見すると、GURUGURU FIRE が展示されてました。高いんやろなぁと思って見ていると、定価26,000円のあいつが、なんと18,000円で売られているではありませんか。しかも、今ならオプションのゴトクと収納トートも込み(計6,000円相当)とのこと。これは運命に違いないと思い、購入する運びとなりました。アウトドアのイベントには初めて足を運びましたが、イベントっていいですねぇ。。。
さて、前置きが長くなりましたが、本題の購入時点レビューをしていきたいと思います。
まずは結論から、、、
総評:★★★★★ 5/5点
結論的には、購入時点では大満足です。なんといっても独特で洗練されたビジュアルと、組み立て時にわかる精度の高い切断技術を感じられて、見ても組み立てても楽しい逸品になってます。
製品概要(本体)
項目 | 仕様 |
---|---|
重量 | 7.2kg |
組立サイズ | 410×410×673mm |
収納サイズ | 350×350×43mm |
材質 | 鉄 |
耐荷重 | 約10kg(例:ダッチオーブン) |
参考価格
GURU GURU FIRE(M)は公式サイト価格だと26,180円(税込)です。1万円以下の焚き火台がゴロゴロ転がっている昨今では、かなりお高い部類に入るのではないでしょうか。ですが後述しますが、品質とこだわりを考えると、価格相応(不当に高い感じはしない)という印象です。
おすすめポイント
洗練された意匠
なんといってもレーザーカットにより削り出されたパーツからなる、無骨かつ洗練されたデザインが最大の魅力と言えます。北海道のメーカーということで、鹿の角を彷彿とさせる調理器具を吊るすパーツも含まれており、焚き火台であることを忘れてしまいます。(カッコ良すぎて、部屋に飾ってます笑)
収納がコンパクト
組み立て後の形を見ると、なんだか大きそうだなぁと、現在ULキャンプへと傾倒しつつある私は感じました。しかしながら収納サイズは35cm×35cmで非常にコンパクトであり、邪魔になりません。
薪置き台がセットになっている
展示会で収納と展開をデモして頂いた際に、驚いたポイントです。なんと収納時の蓋が、そのまま薪置き台に変身します。(こちらもロゴと模様が刻み込まれていてかっこいい。。。)薪置き台をお持ちでない方には、まさに一台2役の優れものと言えるでしょう。
組み立てが楽しい
パーツが多いため、組み立てが複雑かと思いきや、そうでもありませんでした。初回こそ3分ほどかかるものの、構造を把握してしまえば1分もあれば十分でしょう。何より、模型を組み立てているようで、ガチャガチャやってる感じがなんとも楽しいです。
細部のこだわりを感じられる
レーザーカットで精密に削り出されたパーツと、バリのない滑らかな肌触りは作り手のこだわりを感じます。妥協のない製品だからこその値段であり、品質を考えれば価格にも納得がいきます。
気になるポイント
錆びやすい
鉄製のため、水に濡れたまま放置するとおそらく速攻で錆びます。(スキレットやダッチオーブンをお持ちの方は想像に難くないと思います。)収納前に水分をしっかり拭き取り、付属のコーテック気化性防錆フィルムの袋に必ず収納しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。各パーツにバリが一切なく滑らかな触り心地であったり、収納をコンパクトにしながらも、組み立ての過程を楽しめるようになっていたりと、メーカーのこだわりがとても感じられる逸品です。値は張りますが、価格以上の価値があることは間違い無いでしょう。重さに関しても、オートキャンプ前提であれば、充分運搬可能であり、そこまでネックにはならないと感じます。何より、焚き火台とは思えないアートのような仕上がりは、もはやオブジェかなと思ってしまうほどです。これからの秋冬にかけて、焚き火が楽しくなってきますので、皆さんも是非購入されてはいかがでしょうか。大変気に入ったので、使用レポートも記事にしたいと思います。それではまた。