(土佐鍛渓流刀)キャンプに適したナイフをご紹介
皆さんのキャンプでの一番の楽しみはなんでしょうか?私の場合は焚き火です。快適な焚き火ライフには適切なサイズの薪やフェザースティック、それを作るナイフが欠かせません。今回はそんな快適焚き火ライフを支えてくれる、キャンプで使えそうなナイフ「土佐鍛渓流刀」を手に入れましたので、ナイフの仕様や使ってみた感想などを交えてレビューしていきたいと思います。
まずは結論から、、、
総評:★★★★☆ 4/5点
持った時の重さや、刃の厚み、持ち手部分の素材など、かなりしっかりしたナイフだと感じましたので、満点とさせていただきたいところですが、、、お値段もそれなりということで(笑)コスパを加味して5点満点中4点かなといったところです。
製品概要
仕様(サイズ・素材)
項目 | 仕様 |
---|---|
刃長 | 約115mm |
全長 | 約230mm |
厚さ | 5mm |
刃幅 | 23mm |
鋼 | 土佐オリジナル白鋼 |
サイズ感としては上記の通りですが、これだけではイメージしにくいかと思いますので、参考までにオピネルのNo.9と並べた時の画像を下に貼っておきます。
参考価格
価格は2022年2月20日時点で10,800円(Amazon)でした。アウトドア向けのナイフとして有名なモーラナイフのエントリーモデルが2,000円台で買えることを考えると、なかなかのお値段です。(私はふるさと納税で入手しました)
良かった点
作り手のこだわりが感じられる
今回私はふるさと納税を活用してこのナイフを手に入れましたが、注文をしてから手元に届くまで1.5ヶ月ほどかかりました。手続きなどの処理もあるかと思いますが、時間がかかる理由として、注文が入ってから、職人が一つづつ手作りしているとのことです。また、梱包されている箱もどことなく高級感があり、製品としてのこだわりが感じられました。
フルタングで刃が肉厚
仕様にも記載していますが、刃の厚みが5mmということで、かなり肉厚な仕上がりになっています。参考までですが、メジャーなナイフ「モーラナイフ Companion Heavy Duty」の厚さは3.2mmであり、そこそこ分厚い刃であることが分かります。
用途は全く異なりますが、イメージしていただきやすいように、オピネルとの厚さの比較画像も載せておきます。
実際にキャンプ場にて、手斧で割った後の薪をさらに細かくバトニングした際に、背の部分を薪でぶっ叩きましたが、非常に安定感があり、ナイフ自身の重さも相まって作業しやすかったです。
重さ・切れ味共に良好
正確な重量は計っていないので不明ですが、手に取った際にずっしりとした存在感を感じる重量です。そのおかげか、細かい作業も安定して行えるという印象を受けました。フェザースティックもすんなり作れました。
気になった点
結構なお値段(笑)
概要でも申し上げましたが、実用性十分なモーラナイフが2,000円台で手に入ることを考えると、このナイフは結構なお値段であることがわかります。実際手に取ってみれば、堅牢な作りであることがわかりますし、品質相応のお値段であることは間違いありませんが、それでもナイフ1本に1万円出すというのは、ブルジョワでもない限り勇気のいる選択であることでしょう。ですが、味わいや所有感があることは間違い無いので、「ちょっといいナイフ欲しいな」とお考えの方にはおすすめです。
まとめ
ここまでいかがでしたでしょうか。値段こそそこそこしますが、堅牢な作りであり、長く付き合える一品ではないでしょうか。皆さんのナイフ選びの一つの材料としてお役立ていただければ幸いです。それではまた。